乳腺ドック(自費の乳がん検診)
乳がんは自覚症状が現れる前の早期発見により、楽に治せる可能性が高くなります。乳腺クリニックでは、無症状の段階でも乳がんの早期発見に役立つ専門的な検査を受けられます。
症状のない方が受ける乳がんの検査で代表的なものが乳腺ドック(自費の乳がん検診)です。
当院では公費の補助を受けた横浜市乳がん検診も行っております。
当院のマンモグラフィの特徴
当院が導入しているマンモグラフィは、富士フイルム社製の「AMULET Innovality」という最新のマンモグラフィ機器です。高精細な画像が抽出できるため、極めて高濃度の場合にも精緻な観察が可能です。
1.超早期乳がんの微小石灰化を発見しやすい高画質
高精細な画像を5メガピクセルという高画質のモニターで確認して診断するため、超早期乳がんの微小石灰化も発見しやすくなっています。
2.約30%の放射線量の低減が可能
高感度のフラットパネル型ディテクタと進化した画像処理技術を用いることで、従来よりもさらに高精細な画像を得られるだけでなく、被ばく量を大幅に低減して安全性を高めています。また、デジタルですからスピーディに画像を確認することができますし、薬品による環境負荷もありません。
3.乳房を優しく包む圧迫
マンモグラフィは、強い力が特定の場所にかかることで強い痛みにつながります。「AMULET Innovality」には富士フイルム社独自の圧迫自動減圧制御機能「なごむね」が搭載されています。これによって、圧迫後に少しだけ圧迫する力を弱める(減圧)ことで痛みを軽減しています。
4.スピーディな検査
画像診断ワークステーションも同時に導入したことで、撮影画像をモニター上ですぐに確認できるため、検査時間が短縮されました。撮影にかかる時間は、約5分ですから、患者様のご負担軽減にもつながっています。
乳腺ドッグ(自費検診)の流れ
Step1受付
受付で保険証をご提示いただき、ご本人確認します。問診票をお渡ししますので、ご記入ください。
Step2お着替え(マンモグラフィを含む乳がん検診の場合)
検査を受ける場合には、事前に更衣室で検査着にお着替えください。検査着は当院でご用意しています。なるべくワンピースは控えて着替えやすい服装でいらしてください。
Step3マンモグラフィ(マンモグラフィを含む乳がん検診の場合)
検査経験豊富な女性技師が、できるだけ痛みを起こさないよう、きめ細かく配慮しながら検査します。
Step4乳房超音波検査
女性医師もしくは超音波技師が丁寧に検査し、画像を確認します。
Step5診察(視触診)、結果説明
乳房の診察後、モニターの検査画像をご覧いただきながら、女性の乳腺専門医が検査結果についてわかりやすくご説明しています。ご質問があればお気軽にお尋ねください。
Step6お会計
更衣室でお着替えください。
お会計後、ご帰宅となります。
乳腺ドック費用
自費診療
※乳房の症状がなく、乳がん検診(乳腺ドック)を希望される場合は自費診療となります。ただし、検査で疾患が発見された場合には、保険適用の診療に切り替わります。結果は当日お知らせいたします。
視触診+マンモグラフィ+超音波 | 15,400円(税込) |
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視触診+マンモグラフィ | 8,800円(税込) |
視触診+超音波 | 8,800円(税込) |
保険診療
乳房に症状のある場合は、検査が健康保険適用になります。
※初診で3割負担の場合の目安の金額です。
視触診+マンモグラフィ+超音波 | 約3,600円(税込) |
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視触診+マンモグラフィ | 約2,550円(税込) |
視触診+超音波 | 約2,000円(税込) |